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Steamで積んでいるゲームをどう消化するか

ゲーム機器

私は休日の多くを自宅で過ごすインドア派であり、趣味の筆頭として家庭用ゲーム機やパソコンでゲームをしている。
特にパソコンゲームのプラットフォームであるSteamには大変お世話になっており、私のライブラリには数多くの名作やインディーゲームが並んでいる。

しかし、ここに一つ大きな問題が存在する。
それは、購入したにもかかわらず一度も起動していない、あるいは少しだけプレイして放置してしまっているいわゆる「積みゲー」が大量に発生していることだ。

Steamでは定期的に大規模なセールが開催され、欲しかったゲームが驚くような割引率で販売されるため、つい財布の紐が緩んでしまうのである。

今回は、この増え続ける積みゲーの山に対して、理系思考のプログラマーである私がどのように向き合い、消化していこうと考えているかについてお話ししたい。

セールのたびに増えていくライブラリの罪悪感

Steamのサマーセールやウィンターセールは、ゲーマーにとってはお祭りのようなものだ
普段は数千円するようなゲームが数百円で買えてしまう状況を目の当たりにすると、人間の心理として「今買っておかなければ損をする」という思考が働いてしまう。

その結果、今はプレイする時間がなくても「いつか時間がある時にやろう」と自分に言い訳をしてカートに入れ、決済ボタンを押してしまうのだ。

しかし、社会人に「いつか」はそう簡単にはやってこない。
平日はプログラマーとして夜遅くまでコードを書き、休日は日々の疲れを癒やすために横になっていると、腰を据えて長時間のゲームをプレイする気力はなかなか湧いてこない。

こうしてライブラリには未プレイのゲームがどんどん蓄積される。
今は、ゲームの一覧画面を見るたびに「お金を無駄にしてしまったのではないか」「早くプレイしなければ」という奇妙な焦燥感や罪悪感を覚えるようになってしまった。

本来は楽しむための趣味であるはずのゲームが、まるで消化しなければならない仕事のタスクのように重くのしかかってくるのは本末転倒だ。

プレイするゲームの優先順位を論理的に決める方法

この罪悪感を払拭し、積みゲーを効率的に消化していくためには、感情に任せてゲームを選ぶのではなく、仕事と同じように論理的なアプローチを取り入れる必要があると考えた。

まず私が行ったのは、ライブラリにある未プレイのゲームを分類し、優先順位をつけることである。
具体的には、外部のクリア時間集計サイトなどを活用し、それぞれのゲームをエンディングまでプレイするのに必要な想定時間をリサーチした。

そして、10時間未満でクリアできる短いゲーム、数十時間かかる中規模のゲーム、100時間以上遊べるオープンワールドなどの大規模なゲームの3つのカテゴリに分類した。
今の生活リズムを考慮すると、休日にまとまった時間を確保できたとしても、100時間かかるゲームをクリアするのには数ヶ月を要してしまう。

途中でストーリーを忘れたり、モチベーションが途切れたりするリスクが高いため、まずは短い時間でクリアできるゲームから優先的にプレイすることにした。
短い作品であれば休日の2日間で一気にエンディングまでたどり着くことができ、1つのゲームをクリアしたという達成感が得られる。

この達成感が次のゲームをプレイするための原動力となり、良いサイクルを生み出すのである。

完璧主義を捨ててとりあえず起動してみるという解決策

優先順位を決めた上で、もう一つ重要なマインドセットの切り替えを行った。

それは、ゲームに対する「完璧主義」を捨てることだ。
私は細かいことにこだわる性格ゆえに、RPGなどでサブクエストが残っていたり、収集アイテムを取り逃がしたりすると、それが気になって先に進めなくなってしまう傾向にある。

しかし、限られた時間の中で多くのゲームを楽しむためには、隅々まで遊び尽くすというこだわりを一旦手放さなければならない。
今は、メインストーリーを追うことだけに集中し、エンディングを見たらそのゲームは「クリア扱い」として次の作品に移るようにしている。

また、「とりあえず15分だけ起動してみる」というルールも設けた。
インストールしたものの何となく腰が重いゲームでも、15分だけ触ってみて、もし面白さを感じなければ躊躇なくアンインストールする勇気を持つようにしたのだ。

お金を払ったのにもったいないと思うかもしれないが、自分の貴重な休日を合わないゲームに費やすことのほうがずっと大きな損失である。

プログラミングにおいて不要なコードを思い切って削除するリファクタリングのように、自分のライブラリも定期的に整理し、本当に自分が楽しめる体験だけに時間を投資していくことが、大人になったインドアゲーマーの最適解なのだと思う。