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なぜプログラマーには残業が多いのか

エンジニアの残業が多いという理由は

エンジニアは残業が多いという噂がある。
そういった噂があるのには理由があのである。
案件によっては、突然変更点が出るなどしたり仕様が曖昧な案件などが存在している。
そのためそういった事情で残業が増えてしまうことがある。

場合によっては、仕事が忙しすぎて終電に間に合わないで徹夜で仕事をすることになったという経験のあるエンジニアも多いようだ。
この現象はデスマーチと呼ばれていて、こういった言葉もあるくらいエンジニアをしていると発生してしまうことがある。

このデスマーチに陥ってしまうと、残業時間が長くなってしまうほか月間労働時間が法定範囲を超えるということもあるのだ。
それによって、身体を壊してしまうほか精神面へも大きく影響を受けてしまうというエンジニアは多い。

実際残業時間はどれくらいか

エンジニアをしている人を対象に残業時間に関する調査をしたところ、最も多かったのが20時間~40時間未満というものだった。
しかし40時間~60時間も15%以上あるという驚きの結果だ。

一番割合の多かった20時間~40時間未満のケースで考えてみると、1日にあたり1時間~2時間は残業をしているということになる。
これくらいであれば、ものすごく残業が多いとは言い切れない。

しかし、40時間~60時間が15%いたほか、60時間~80時間も10%近く居るという驚きの結果も出ている。
これくらいの残業時間になってくると、一日に3時間~4時間残業していてもおかしくはないということになってくるのだ。

なぜ残業するのか

残業時間の調査では、残業時間だけではなく何故残業をするのかという理由も聞いている。
その回答を見てみると、特に多く見られたのが「帰りずらい雰囲気だから」という回答が多く見られたという。

その一方で嫌々残業しているわけではなく、残業することによって出る残業代を目当てに残業をしているという人も一定数居るようだ。
残業の理由というのは、人によってそれぞれあるようである。

中にはまったく残業をしないという人も少数ではあるが居ることからも、エンジニアという職業が必ずしも残業時間が長いという職業とは言い切れない。
残業を頼まれても帰るという選択肢も人によっては取ることができる。

残業は自由だが体調管理はしっかりと

エンジニアという職業に就いていると、その職場や状況によっては残業をしなけれないけないという覚悟は必要だろう。
エンジニア業界発祥のデスマーチという言葉があることからもそれは伺い知ることができる。

職場やその時請け負っている案件によっても残業時間は変わってくる。
しかし、残業時間が長い日があまりにも長く続いてしまうと身体と精神の両方に影響を与えてしまう可能性もあるので注意をしなければならない。