怠慢
プログラマーには三大美徳というものが存在していますが、その1つ目が怠慢である。
この怠慢は全体のための労力を減らすことなく手間を惜しまずにプログラミングを行うということが当てはまる。
この美徳に当てはまる人物というのは人の役に立つプログラムを書くことで他の人の苦労を減らしたり、同じ質問に何回も答えることを避けるために文章として残すなどの工夫が出来る人でもある。
たとえば、自動化やDRY原則・再利用を意識しながらコーディングするといったものもこの怠慢に当てはまるだろう。
人に聞かれることが多いことをドキュメントとして残すことによって質疑応答の回数を減らすという工夫もこの怠慢に当てはまってくる。
短気
コンピューターが怠慢な時に怒りを感じた時にどういった行動をとるだろうか。
この怒りを感じても何もしない場合、短気には当てはまらないだろう。
短気というのは、この怒りを感じなくするためにも起こりそうな問題を想定した上でプログラムを組んでいく。
そういった意識を持っているということが短気に当てはまる。
では今後起こりそうな問題を想定したプログラムというのがその問題に対して先回りした仕組みを作ったり要望に応えやすい形にしたり依存関係が小さくなるようなプログラムなどが当てはまる。
先を見据えてより使いやすい保守性の高いプログラムを書くことを意識してプログラムを組める人はこの美徳に当てはまっている人物と言えるだろう。
問題を想定したプログラムが組めないと、後から問題点が多く上がってくる可能性もあるので注意が必要だ。
傲慢
傲慢では、強い自尊心を持った上で人様に対して恥ずかしくないと感じられるようなプログラムを書いたり、それを保守しようという気質のことを指している。
自分の作ったものに責任を持てるというのが非常に重要になってくる。
自分の作ったものに責任を持つということは、クオリティの低いものを作ることはできなくなるのだ。
また保守するという面においても努力が必要になってくるだろう。
プログラミングで保守性を上げようとする場合、テストを書いたりコードを意味の分かるものにするということが求められる。
こういった意識がある人は質問をされてもすぐにその質問に対して答えることができることが多いのだ。
まとめ
プログラマーの三大美徳は、Pealの生みの親である人物が定義した3つの美徳となっている。
3つともプログラマーにとっては必要な要素であり、この要素を持たないものはプログラマーとして向いていないとも言われるほど有名なものだ。
プログラマーとしてこの先も仕事をしていきたいと思っているのであれば、今回紹介した3つの美徳を今一度意識して仕事をしていくようにしよう。