プログラマーは、知識の習得をはじめ、実際に取り組む力や自己解決能力、論理力などが求められる。
プログラミングをしている人のなかには「覚えるだけでも大変!」と思うかもしれない。だが、プログラムに携わるうちに頭のなかはだんだんプログラマーの脳に鍛えられていくはずだ。
独学でプログラミングを学んでいる人やプログラミングの習得に挫折しそうになっている人、少しでもプログラミングに興味をお持ちの人は一読してほしい。
プログラミングはとにかく楽しい
プログラムを書いていて、私が楽しいと思ったことをピックアップしてみた。探せばもっとあるかもしれないが、プログラミングの楽しさは主に4つある。
自分の思い描くシステムを作れる
プログラミング言語の知識を吸収すればするほど、自分の作りたい制作物もイメージできる。さらに、異なる言語を合わせることも可能であり、あとから機能を追加できる。
最初は自分のイメージ通りには作れなくても、プログラミングの実践を積み重ねると自分の作りたいシステムが作れるようになる。
画期的なツールを開発できる
私は、プログラミングを通して、ジョークツールや仕事では使うことのないツールを趣味で作ることが多い。それらを積み重ねていくうちに、ときどき画期的なプログラミングの開発に繋がっていたというケースもある。仕事の効率化はもちろん、自分で製作したツールが役立てられる感覚は、とてもうれしいものである。
いつでも学べる
プログラミングをしていると、私だけではないほかのプログラマーが書いたコードをみる機会が多い。それを読みすすめ、どのような処理システムを構成しているのか理解できる。
このようなことを続けていると、自分が知らなかった言語の書き方が発見できるため、プログラミングをしているだけでも常に学べるのだ。
トラブルが生じても修正しやすい
仕事では、システムトラブルは避けられない問題の1つである。
プログラミング言語の知識をもっていれば、間違った書き方をする場所や原因を特定できることも少なくない。原因さえわかれば、あとはそこを修正。滞りなく業務をすすめられるというわけだ。
仕事を通してプログラミング知識の役立てられる
プログラミングを通して、モノづくりをすすめていくうちに、クライアントから感謝されることも多い。私自身、好きでプログラミングをすすめているのだが、クライアントから感謝されることで、「ちゃんと社会の役に立っているんだ」という手ごたえも感じられる。
また、現在は情報社会。今後もプログラミングの知識が必要になっていくだろう。社会貢献できるだけでなく将来を考えたとき、どんどん需要が高い職業になるといえる。