- 未経験からプログラマーになりたい!
- IT業界は未経験者の人材を求めている!
このような理由から、IT業界に転職しようと考える人は多いはず。実際にIT企業は未経験者の求人をたくさんだしているため、転職できる可能性は十分あり得る。しかし、求人に書かれている「未経験」の意味を考えずに応募すると転職することが困難になるかもしれない。
今回は、IT企業へ転職する前に心得ておきたいことをお伝えする。
ある程度のスキルや経験は必要
いうまでもなく、IT業界はたくさんの知識が求められる。たとえ「未経験者募集」と書かれていても、必ず採用されるわけではない。という点に注意してほしい。
もともとIT業界は、歴史の浅い業界である。そのため以前は、未経験者を育成しようという考えが主流でもあった。現在はある程度IT知識の人材が増えていることから、企業のなかには未経験を求めるよりも、ITスキルや経験のある人材を求める場合もある。
IT業界に限った話ではないが、企業側は採用にコストをかけず、企業に成果をだせる人材求めている。
若い人材は知識を早く吸収するため採用されやすいが、30代以降から転職する人のなかで完全未経験者とある程度のITの知識をもった人の採用を考えたとき、企業は少しでも知識があるほうを選びたいのだ。
つまり、未経験者募集の求人誌が貼りだされているとはいえ、少なからずスキルや経験を求められていることを意識してほしい。
転職には自社開発企業がおすすめ
一つの考えではあるが、転職する際は「自社開発企業」を選ぶとよいだろう。自社開発企業とは、名前の通り自社で商品の開発を行なっている企業である。
新しく開発した商品を世に売りだすことが求められる職種でもあることから、斬新な開発アイディアが求められ、さまざまなチャレンジもしやすい企業といえる。
自社開発企業では、商材の売りだすために、素早く顧客のニーズ理解や開発が求められる。
基本的にHTML/CSSやRuby、JavaScript、Pythonなどのプログラミング言語のなかでも理解しやすく、開発のための言語数が少ないプログラミング言語(フロントエンド言語)の習得が望ましい。仕事を通して、スキルの底上げも可能である。
「Ruby技術者認定試験」という開発プログラマー必須の技術者試験もあるため、転職する前に一度、プログラミング知識を身につけておくと、採用確率も上げられるだろう。
以上の点から、IT業界のなかで、自社開発企業をおすすめする。