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GRIT(グリット)

グリットとは

グリットという言葉は、「やり抜く力」や「粘る力」という定義を示している言葉である。
困難にぶつかったとしても挫けない闘志という意味を持った英語であり、このグリットが社会の成功者たちが共通して持っている心理特性だとして注目を集めているのだ。

心理学者であり、大学の教授もしているアンジェラ・リー・ダックワース氏によると、社会的に成功を収めるのに重要な要素は才能・IQ・学歴などではなくその人のもつやり抜く力であるという「グリット」理論を提唱したことからグリットが注目され始めたのである。

実際上記でご紹介したアンジェラ・リー・ダックワース氏の調査によると、シカゴの学生を対象に調査した結果、グリットを持っている学生は退学せずにしっかり卒業をする確率が高いという結果も出ているのである。

難易度を上げて挑戦する

グリットというのは、普段からやっているような・できるようなことを続けていても育たないと言われている。
そのため、現状よりも少し難易度を上げて挑戦するというのが重要になってくる。

難易度が上がると「無理だ」という気持ちが前面に出てしまいそうになるかもしれない。
しかしそういった先入観は消してその難易度を達成するにはどうしたら良いのかを考えたり前向きな考え方ができるよにクセづけしていくことが大切だ。

グリットの高い人というのは、成功する前に数えきれないほど失敗をしているとも言われている。
もしも挑戦に失敗したとしても、挑戦をやめないということが重要になってくるのだ。

成功体験を積み上げよう

挑戦することは重要なのだが、いきなり難易度の高い挑戦をしてしまうと途中で心が折れてしまうということも考えられる。
そうならないためには成功体験を積み上げることが大切になってくる。

自己肯定感を高める上では、成功体験を積み重ねていくことが大切になってくるのだ。
実際グリットの高い人というのは、自分に自信を持って行動している人が多いのだがその背景にはその人の積み重ねてきた成功体験があるのだ。

成功体験自体は大きなものではなくても良いので、小さいことでも少しずつ成功体験を積み重ねることで、自分に自信をつけることからはじめていくと良いだろう。

諦めないことが重要

社会的な成功を収める要因として頭の良さや学歴などが重要であるというイメージが強くある。
しかし実際はそれが全てではなく、根気強く挑戦する信念を持って行動することが大切になってくるのだ。

成功は挑戦をしなければつかみ取ることはできず、挑戦はグリットが強くなければ失敗を重ねた際に心が折れてしまう可能性がある。
もしも挑戦していく中で失敗が続いたとしても諦めず挑戦していくためにグリットを伸ばしていくように意識してみよう。