人生のKGI・KSF・KPIを見つける

KPIとは

KPIというのは「Key Perfomance Indicator」という言葉の略称として使用されている言葉である。
KPIというのは、目標を達成するためにその達成度合いを計測するための定量的な指標のことである。

例えば、営業という分野において受注件数をKPIとしたらKPIを達成することによって、結果的に売上高や売り上げ額といった個人や組織の掲げている目標を達成することができるということである。

日常業務の中で、その時の時点で掲げている目標に対してどれくらい進捗しているのかが分かるようになっている指標であり、ビジネスのシーンで使われるということが多々あるのである。

KGIというのは、企業や組織がビジネスを展開している時に、ビジネスの最終目標の定量的評価をするのに用いられる指標となっている。
KGIとは「Key Goal Indicator

という言葉の頭文字をとっておりこれを略してKGIと言われている。

上記の説明で分かりにくい人に向けてKGIを分かりやすく説明すると、営業の1ヶ月間の目標があったとして、1ヶ月営業を続けていって1ヶ月間でどれだけの成果を達成できたかということだ。

一月の目標を決めて営業を続けて最終的にその目標はどの程度達成されたのかというのを示すのがKGIである。

KSFとは「Key Success Foctor 」という言葉を略したものとなっている。
KSFとは成功への鍵を握る要素という意味であり、重要な成功するための要因ということを示している。

もともとKSFという言葉は事業戦略の成功要因を指すことが多かったために経営用語として使用されることが多かったのだが、上記で紹介したKPIという言葉が広まったことをきっかけにKSFという言葉も経営用語として以外の使われ方がされるようになった。

KSFと似ている言葉としてKFSという言葉が存在しているが、KFSとは「Key Foctor Success」という略称であり、基本的に持っている意味はKSFと変わりわない。
他にもCFSという言葉もあるのだが、これも同じ意味を持っている言葉である。

今回ご紹介した言葉自体は、ビジネスで使われがちな用語となっている。
しかしこれらの言葉は仕事でしか使えない言葉ということではなく、私たちの人生という大きな分野においても使うことができるのだ。

人生の目標を作ることで、KGI・KSF・KPIという言葉を活用することができる。
この3つの言葉の持つ意味を理解した上で、これらを上手く活用していけば自分が達成したい目標に対しての現状や、達成するためには何が大事なのかを整理することが可能になってくる。

今回上記で説明したこの3つの言葉の意味を理解して、自分の人生の中のKGI・KSF・KPIを見つけてみるといいだろう。