今日は、若い頃の私の話をしようと思う。若い頃の私と、現在の私と比較して何が変わったかという内容である。
そこで、日頃の私の生活を見直し、性格を分析してみた。端的にいうと、私は細かいところに注意を払う傾向があるようだ。
細かいことにこだわるのは当然
プログラミングで間違ったコードが許されないように、私も仕事やプライベートでは些細なズレにも気づくようにしている。そのため、規則正しい生活はもちろん、スケジュールの徹底した管理や金銭管理も可視化できる状態でないと気になるものだ。
周囲からは、「ちょっと細かすぎない?」といわれる場合も多いが、私からすれば細かくてもミスがなければ、それでよいのである。
ほかにも、リモコンは常に同じ位置ではないと落ち着きがなくなり、読んだ書籍は作者・著者名に分類している。また、わかりやすく本棚にラベリングしておき、読破済みの本をもう一度読む際にも活用している。洗濯や掃除などの家事も細かく決めておかないとモヤモヤしてしまうものである。
ただ、生活をきちんとしているはずの私が、理解しがたいシチュエーションもある。それは割り勘のときである。飲み会の席は、個々人が食べた分、飲んだ分を払うのは至極当然のこと。
しかし、合計金額が割り切れないと毎回モヤモヤしてしまうものだ。私とは対照的に同じ飲み会の席に参加した人が何も思っていないのが不思議なくらいである。
最後までやり通す姿勢が肝心
仕事では、納期に追われる場合が多々ある。これは、IT業界に限らず、すべての業種にいえることだ。その一方で、品質やサービスを追及しないのかと疑問に思うこともある。例を挙げるのは難しいのだが、自分が顧客となって満足いく商品でなければ購入しないだろう。
それと同じことで、制作物は自分が満足できるものでありたい。しかし、制作物のクオリティに満足しないことも。仕事は完璧を求めて、最後までやり通さないと気が済まないのだ。
プログラミングの完成度に納得できると、自分を誇らしげに思う。
以前よりは丸くなったと思う
若い頃は、上述した細かい性格が自分の常識であると感じていた。しかし、30代になって少しはアバウトでもよいと思うようになった。
しかし、ある日を境に細かすぎると疲れも大きくなったためか、多少のことは目をつむるようにしている。
とはいえ、アバウトな性格ではうまくプログラミングは書けないため、やはり細かいことに気を遣う姿勢は大切である。