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リモートワーク中心になって変わった生活リズム

リモートワークで仕事をする人

IT業界でプログラマーとして働いていると、働き方の選択肢としてリモートワークが提示されることが非常に多くなった。
私の勤務先でも出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方が導入され、今では月の半分以上を自宅のデスクで過ごすようになっている。

もともと一人で黙々と作業をすることが好きな性格であり、この働き方は理工学部卒で独身の私にとって非常に快適なものだと感じている。
しかし、長期間にわたって自宅で仕事をする生活を続けていると、出社していた頃とは明らかに生活リズムが変わってきたことに気がついた。

今回は、リモートワークが定着したことによって私の生活リズムがどのように変化したのか、プログラマーの視点から振り返ってみたいと思う。

朝の過ごし方の変化

リモートワークになって最も大きな変化を感じているのは、言うまでもなく朝の過ごし方だ。
以前は決められた時間に出社するために、毎朝同じ時間に起きて身支度を整え、満員電車に揺られながら会社へ向かっていた。

しかし現在は、始業の三十分前に起床しても十分に間に合うという状況である。
この浮いた時間を睡眠時間に充てることで、日中の集中力が劇的に向上したのを感じている。

また、時間に余裕がある日は、あえて少し早く起きて丁寧に朝ごはんを作ったり、ベランダに出て外の空気を吸ったりと、精神的なゆとりを持って一日をスタートできるようになった。

通勤という物理的な移動がなくなったぶん、朝の時間を自分のペースでコントロールできるようになったことで、生活の質が大きく向上できている。

オンとオフの境界線が曖昧になるという悩み

朝の時間を有効に使えるようになった一方で、リモートワーク特有の悩みも抱えるようになった。

それは、仕事のオンとオフの切り替えが非常に難しくなったことだ。
私の部屋には趣味のゲームをするためのパソコン環境と、仕事をするための環境が同じデスクの上に同居している。

そのため、終業時間を過ぎてもなんとなく仕事のチャットツールを開いたままにしてしまったり、キリが悪いからとつい夜遅くまでコードを書き続けてしまったりすることが増えた。

会社にいれば、周囲の人間が帰り支度を始めることで自然と終業の空気が流れるが、自宅では誰も止めてくれない。
気がつけば一日中パソコンの前に座りっぱなしで、仕事の疲れを趣味のゲームで癒やそうとしても、同じ椅子に座り続けているため気分転換にならないという悪循環に陥ることもあった。

これを防ぐために、最近では終業の時間が来たら強制的に仕事用のパソコンをシャットダウンし、部屋の照明を少し暗くしてリラックスモードに切り替えるといった、物理的・環境的なスイッチを意識して作るようにしている。

運動不足解消のために取り入れている習慣

生活リズムの変化に伴い、最も深刻な問題として浮上してきたのが圧倒的な運動不足である。
出社していた頃は、駅までの道のりやオフィス内の移動、ランチに出かける際など、無意識のうちにある程度の歩数を稼いでいた。

しかし、リモートワークの日はベッドからデスク、そしてトイレとキッチンの往復しかしないため、スマートウォッチの歩数計が一日で数百歩しかカウントしていないことすらあった。

このままではマズいと危機感を覚え、現在では意識的に運動を日常のルーティンに組み込んでいる。

たとえば、昼休みの時間を利用して近所のコンビニやスーパーまで少し遠回りをして歩いたり、仕事が終わった後に三十分ほど家の周辺を散歩したりするようにしている。
また、デスクワークの合間には一時間に一回立ち上がり、肩甲骨周りのストレッチを行うことも欠かさない。

プログラマーの仕事は体が資本であり、頭をクリアに保つためにも適度な運動は不可欠だ。
理屈っぽく聞こえるかもしれないが、健康管理もひとつのプロジェクトと捉え、日々のタスクとして消化していくことがリモートワークを乗り切るコツだと感じている。